多くの保護者がこども交通公園を訪れる主目的の一つが、こども交通公園での自転車練習です。特に4歳から6歳前後の未就学児を持つ親にとって、幼児の補助輪外しは一大イベントといえます。一般の公園や公道での練習には「歩行者や車との接触事故」「路面の凹凸」「傾斜による転倒」といったリスクが常に伴いますが、交通公園はフラットな専用コースが確保されているため、極めて安全に練習へ集中できます。
取材した複数の現場指導員や利用者の証言によると、補助輪を外す練習を成功させるポイントは以下の3ステップに集約されます。
まず第1ステップは、ペダルを外した状態(または足漕ぎ専用車)でのバランス感覚の習得です。園内で貸し出されるランニングバイクや軽量自転車を使い、地面を両足で蹴って前進する感覚を掴ませます。第2ステップは、見通しの良い直線コースでのブレーキ操作の徹底です。「止まる」自信がつくことで、子どもの恐怖心が大幅に和らぎます。そして第3ステップで初めてペダルに足を乗せ、数メートルの自走へと移行します。
多くの交通公園では、12インチから20インチまでの補助輪付き・補助輪なし自転車、さらにはヘルメットが無料で貸し出されています。サイズが合わなくなった場合でもその場で別の号数に交換できる柔軟性は、公営施設ならではの大きな利点です。