高額な自動栽培装置を購入しなくても、2Lの角型ペットボトルを加工することで、プロ顔負けの毛細管給水システムを自作できます。
【用意する材料・道具】
- 2L角型ペットボトル(炭酸用よりお茶用の四角い形状が安定する)
- マイクロファイバークロスまたは不織布(吸水リボン用:幅2cm×長さ20cm)
- ハイドロボール(中粒)または水耕栽培用スポンジ
- アルミホイル&黒色ビニールテープ(完全遮光用)
- カッター、キリ(排水・通気穴あけ用)
- 水耕栽培専用液体肥料(ハイポニカ等)
【自作キットの組み立て手順】
ステップ1:容器の切断と受け皿の形成
ペットボトルの上部から約3分の1の位置をカッターで水平に切断します。上部を逆さにして下部のボトルに重ねることで、上部が「培地カップ」、下部が「培養液タンク」となる二層構造を作ります。
ステップ2:給水リボンの設置と培地充填
飲み口のキャップにキリで5mm程度の穴を開け、不織布の給水リボンを通します。リボンの下端はタンクの底に届く長さにし、上端は培地カップ内に広げます。水洗いして微塵を落としたハイドロボールをカップの半分まで敷き詰めます。
ステップ3:苗のセットと徹底的な遮光処理
苗を中央に配置し、クラウンが絶対に埋まらないよう高さを調整しながら周囲にハイドロボールを詰めて固定します。最後に、タンクとカップの外周全体をアルミホイルで隙間なく包み込み、黒色テープで固定します。光を1ミリも通さない遮光設計が、藻の発生を防ぎ根を健全に保つ最大の防御策です。