今の日本を襲う最大の敵は、間違いなく物価高だ。電気代の上昇、輸入食材の値上げが家計を直撃する中、ここの食料品売り場は異様な活気に満ちている。特に精肉と青果のコーナーは、近隣の競合スーパーが頭を抱えるほどの価格設定を維持している。なぜそれが可能なのか。
秘密は、ユニーの持つ強力な仕入れルートと、ドン・キホーテ特有の大規模圧縮陳列にある。まとめ買いを促すメガパックの充実や、形は不揃いだが味は抜群の地元産野菜の直売など、生活者のニーズを徹底的に分析した売り場作りが功を奏している。無駄な中間コストを削ぎ落とし、その分を価格に還元する姿勢が、賢い主婦層の心を掴んで離さない。