ドラム式洗濯機を取り外して引越し・運搬する場合、縦型洗濯機にはない極めて重要なパーツが存在します。それが背面に取り付ける「輸送用固定ボルト」です。
ドラム式は内部のドラムがサスペンションで吊り下げられている構造のため、ボルトで固定せずにトラックで輸送すると、走行時の振動や衝撃で内部機構が激しく揺れ、シャフトの歪みや槽の破損を引き起こして修復不能に陥ります。多くの引越し業者では、固定ボルトが装着されていないドラム式洗濯機の運搬を拒否する規定を設けています。
購入時の付属品として保管していれば、付属のスパナを使って背面の指定穴にボルトを差し込み、しっかりと締め付けます。もし固定ボルトを紛失してしまった場合は、メーカーのサポート窓口や家電量販店、あるいは公式パーツショップで型番に合うボルトを取り寄せる必要があります。手配には数日から1週間程度かかることもあるため、引越し準備の初期段階でボルトの有無を確認しておくことが不可欠です。