一方で、圧倒的なスケール感と美学をもって世界中のゲーマーを屈服させてきたのが、株式会社フロム・ソフトウェアの存在だ。同社が送り出した『ELDEN RING』をはじめとする作品群は、「死にゲー」というジャンルをコアなマニア向けから、世界的メインストリームへと押し上げる快挙を成し遂げた。
一瞬の判断ミスが即座に死を意味する緊張感と、試行錯誤の末に強敵を打ち破るカタルシス。どれほど理不尽な「死」を突きつけられようとも、プレイヤーは自らのプレイヤースキルが着実に上達していく手応えを得られる。だからこそ、吐き捨てる言葉とは裏腹に、ゲーマーの指先は再びコントローラーを強く握りしめてしまう。