症状が出ている際、胸痛は何科を受診すべきかという選択は、その後の処置スピードを大きく左右します。
症状パターン別の推奨診療科
- 呼吸器内科・呼吸器外科:深呼吸や咳で明らかに痛みが強まる、息苦しさがある、急に片側の胸が痛くなった場合(気胸・胸膜炎・肺炎など)。
- 循環器内科:締め付けられるような圧迫感がある、左肩や背中に痛みが広がる、動悸や冷汗を伴う場合(狭心症・心筋梗塞・心膜炎など)。
- 整形外科:体をねじったり押したりすると痛む、激しい咳の後から痛む、打撲の覚えがある場合(肋間神経痛・肋骨骨折・筋膜炎など)。
- 一般内科・総合診療科:どこを受診すべきか判断がつかない場合の初期スクリーニング。
受診のタイミング判定
【今すぐ119番通報(救急要請)】
激しい締め付け感、冷汗、意識の遠のき、呼吸ができないほどの激痛、突然発症した背中の激痛がある場合。
【当日中に医療機関を受診】
息を吸うと鋭く痛む状態が半日以上続く、軽い息苦しさがある、37.5℃以上の発熱を伴う場合。
【数日以内の平日日中に受診】
姿勢を変えた時だけチクチク痛む、押すと痛い場所がはっきりしている、安静時は痛みが完全に消える場合。