一口に団子鼻といっても、その形状を作り出している要素は人によって異なります。団子鼻の原因と骨格の関係を紐解くと、主に以下の3つの要素が複雑に絡み合っています。
鼻先(鼻尖部)の骨格を支えているのは「鼻翼軟骨(びよくなんこつ)」と呼ばれる左右一対の軟骨です。この軟骨の幅が広かったり、左右に大きく開いて離れていたりすると、鼻先が平たく丸い印象を与えます。さらに、軟骨の上に重なる皮下脂肪の厚みや皮膚自体の肉厚さも大きな要因です。東洋人は西洋人に比べて鼻翼軟骨が薄く柔らかい一方で、皮膚や軟部組織が厚い傾向があり、これが構造的に丸みを帯びやすい最大の理由となっています。
また、日常的な血行不良や塩分の過剰摂取による組織のむくみも、鼻先を一回り大きく見せる一因です。ただし、骨や軟骨の配置自体は遺伝的要因が極めて強いため、生まれ持った基本構造を物理的な外力だけで根本から作り変えるのは容易ではありません。