サンリオの世界において、世代を超えて「えっ、あの人気者も犬だったの?」と驚かれる代表格がシナモロール(シナモン)です。大きな耳で空をパタパタと飛び、白くて丸みを帯びた愛らしいフォルムから、初見で「うさぎ」と誤認されるケースが今なお後を絶ちません。しかし、公式プロフィールにおけるシナモロール犬種設定は明確に「遠いお空の雲の上で生まれた、白いこいぬの男の子」と定義されています。くるくると巻いた尻尾がシナモンロールに似ていることから名付けられた経緯があり、決してうさぎではありません。
一方、ベレー帽がトレードマークのポムポムプリンは、外見の丸さからスイーツの妖精やハムスターと混同されがちですが、ポムポムプリンゴールデンレトリバーという確固たるモチーフが存在します。のんびり屋で人懐っこく、お昼寝と散歩が大好きな性格は、まさに大型犬の温和な気質そのものです。
さらに、1989年のデビュー以来、根強いファン層に支えられているポチャッコのポチャッコ犬種は「より道お散歩が大好きなイヌの男の子」とされています。特定の純血種というよりは、親しみやすい雑種犬のピュアで無邪気な魅力を凝縮した造形となっており、スニーカーを履いて歩くスポーティーな姿が特徴です。これらのキャラクターはいずれもサンリオ男の子犬キャラとしての共通項を持ち、甘すぎない愛嬌で幅広い層の心を掴んでいます。