SNSやレシピ投稿コミュニティを調査すると、ベーコンときのこのパスタに関して非常に多くのリアルなつまずきが投稿されています。特に多く見られる声が「きのことベーコンの食感が死んでしまう」「レシピ通りに作ったはずなのに味が薄い」という2点です。
現場検証の結果、多くの人が陥っているのは食材の組み合わせとカット方法のミステイクです。たとえば、しめじとエリンギの人気レシピでは、食感の異なるきのこを組み合わせることで口当たりの楽しさを演出するのが定石ですが、エリンギを薄切りにしすぎると水分が抜けすぎてパサつき、しめじを細かく裂きすぎると存在感が消えてしまいます。エリンギは手で縦に割くか厚めの短冊切りにし、しめじは2〜3本ずつ小房に分ける程度に留めるのが、噛んだ瞬間にジュワッと旨味を広げる黄金ルールです。
また、ベーコンの選び方についても明確な差が出ます。安価なスライスベーコンは水分が多く含まれているため、カリッと仕上がりにくく油も濁りがちです。少し贅沢にブロックベーコンを選び、7〜8mm角の棒状(拍子木切り)にカットしてじっくり脂を引き出すことで、外はカリカリ、中はジューシーな理想の食感が生まれます。