この豊饒な湖を影で支えているのが、名栗川漁業協同組合の着実な活動だ。埼玉県飯能市の豊かな水資源を守り育てるため、組合は毎年大量のワカサギ発眼卵の放流事業と水質保全活動を続けている。地域の水域資源を持続可能な形で次世代へとつなぐ取り組みは、内水面水産業における模範的な事例として高い評価を得ている。
湖の環境変化に迅速に対応する現場の熱量も極めて高い。豪雨による濁水の流入や外来魚の影響を最小限に抑え込むため、水質モニターや見回りを強化。こうした地道な努力があってこそ、アングラーはシーズンを通じて安定した魚影と出会うことができる。