検索窓に「ごくせん クマ」と打ち込むと、必ず上位に浮上するのが「ラーメン屋」というキーワードです。これにはドラマの設定が非常に深く関係しています。
劇中の熊井輝夫の実家は「熊井ラーメン」という下町のラーメン屋でした。第1シリーズで父親が急病により他界し、クマが涙を呑んで店を継ぎ、第2シリーズ以降は「若旦那」としてヤンクミの後輩生徒たちを温かく見守るというプロットがあまりに印象深かったため、現実の脇知弘の実家もラーメン屋であると信じ込んでしまった視聴者が続出しました。
実際の実家は飲食店経営ではなく、彼自身の経歴も子役・若手俳優の育成で名高い劇団系事務所出身です。役柄のイメージを何十年にもわたって実生活と重ね合わされること自体、脇知弘がいかに血の通った演技で「クマ」というキャラクターを生み出したかの証明と言えます。