店頭やカフェで頻繁に見かける3つの言葉ですが、食品表示法や公正競争規約に照らし合わせると、その立ち位置は明確に分かれています。
まず「カフェインレス」とは、もともとカフェインを含んでいる原料から、人工的に成分を取り除いて減らした状態を指します。一方の「デカフェ(decaffeinated)」は英語圏由来の表現で、意味合いとしてはカフェインレスとほぼ同義です。実質的に「カフェインレス」と「デカフェ」は同じカテゴリーと捉えて差し支えありません。
これらと明確に一線を画すのが「ノンカフェイン(またはカフェインゼロ)」です。ノンカフェインは、麦茶やルイボスティーのように、原料そのものに最初からカフェインが1ミリグラムも含まれていない飲料を意味します。「少しだけ残っている」のがカフェインレスやデカフェであり、「最初から全く存在しない」のがノンカフェインという整理が最も分かりやすい境界線です。