デザイン性の高さに惹かれて植えたものの、数年後に「こんなはずではなかった」と頭を抱えるケースが後を絶ちません。ブラックティーツリーで後悔する理由を掘り下げると、主に3つの物理的要因に行き着きます。
第1の理由は、自生地の環境を受け継いだ圧倒的な成長速度です。地植えにして根が定着すると、1年で樹高が1m近く伸びることも珍しくありません。放置すればあっという間に4m〜6m超の高木へと生長し、2階の窓や電線、隣家の敷地境界にまで枝が侵入してしまいます。
第2の理由は、枝葉が細く密生しやすいため、風の影響を受けて樹形が暴れやすい点です。台風などの強風に煽られると根元から傾いたり、主幹が斜めに曲がったまま固まったりするリスクを抱えています。
第3の理由は、落葉の手間です。常緑樹ではあるものの、古い葉の更新期や乾燥時には針状の細かい葉がパラパラと大量に落ちるため、玄関アプローチや人工芝の上に散らばった落ち葉の掃除に追われることになります。