タクシーと運転代行は、目的地まで車で移動するという結果こそ同じですが、その料金算出システムと運営形態には根本的な違いが存在します。国土交通省の認可運賃に基づくタクシーに対し、運転代行は各社が届出を行い設定する市場競争型の手数料体系が基本です。
全国的な2026年最新タクシー運賃改定の動向を見ると、都市部における初乗り運賃(約1kmまで)は500円〜600円前後、その後およそ250m〜300m走行ごと、あるいは低速走行時の時間加算によって100円前後が積み上がる「時間距離併用制」が採用されています。渋滞に巻き込まれるとメーターが上がりやすい特徴があります。
対する運転代行料金相場は、ドライバー2名と随伴用車両1台を稼働させるビジネスモデルゆえに、スタート時の固定コストが高めに設定されています。初乗り基本料金は「最初の1〜2kmで2,500円〜3,500円程度」が一般的な目安。その後は1kmごとに300円〜500円程度が加算されていく仕組みが主流です。渋滞による時間加算がタクシーほどシビアに反映されない業者が多い一方、初速の価格設定が高額な点が際立ちます。