大手ハウスメーカーの開発競争も過熱している。積水ハウスは「ファミリー スイート」に代表される柱の少ない大空間リビングを提案し、ダイナミックな無柱空間と大開口サッシの融合で支持を集める。
一方、木へのこだわりと高い意匠性で根強い人気を誇る住友林業は、独自のビッグフレーム構法を活かした深い軒とウォルナットやチェリーなど銘木の質感を活かした空間提案を展開。断熱・気密性能を極限まで追求する一条工務店は、全館床暖房と高性能トリプルガラスを標準化し、光熱費を最小限に抑えるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を軽々とクリアする仕様で実利派の心を掴む。どのメーカーを選ぶかによって、同じ35坪でも住み心地のキャラクターは大きく分かれる。