Q1:手が小さくてボールをうまく支えられません。どうすれば良いですか?
A1:無理に野球の基本である2本指で持とうとせず、人差し指・中指・薬指の3本を上部に均等に配置してください。親指と小指でボールの側面を挟むようにホールドすると、手の小さい低学年や女子児童でもすっぽ抜けずに安定します。ボールと手のひらの間に小さな隙間を空けることだけは忘れないように意識しましょう。
Q2:どうしてもボールが真上に上がってしまったり、逆に地面に叩きつけられたりします。
A2:ボールを離す「リリースのタイミング」がズレています。真上に抜けてしまうのは指の力が抜けて手首が後ろに倒れすぎているためで、地面に叩きつけてしまうのはボールを握りしめすぎて離す位置が遅すぎることが原因です。「自分の斜め前45度にある的を指差す瞬間」に手を開くイメージを持つと、最適な35〜38度の放物線に収まります。
Q3:助走をつけるとファウルライン(白線)を踏んでしまいます。
A3:歩幅が一定になっていないか、助走のスピードが制御不能になっています。本番の白線から投擲方向と逆向きに「3歩(左足・右足・左足)」大股で歩いた場所をスタート位置に設定してください。テスト直前の練習時にその歩幅を地面に靴で印をつけておき、毎回同じ足幅でスタートするルーティンを確立すれば、白線を踏み越えるファウルは確実に防げます。
Q4:肩や肘を痛めないために気をつけるべきウォーミングアップは?
A4:冷えた状態でいきなり全力投球を行うのは厳禁です。肩甲骨を大きく回す動的ストレッチ(腕を伸ばして前後に大きく回す運動)を前後20回ずつ行い、胸の筋肉(大胸筋)と背中(広背筋)を十分にほぐしてください。また、最初は5m程度の距離で軽く山なりのキャッチボールをして関節液の分泌を促してから、徐々に距離を伸ばしていくのが鉄則です。