インターネット上や海外メディアでは、軍服を着た短髪の女性や、公式会議で金正日氏の背後に立つ女性の写真・画像が「金雪松氏の姿」として拡散されるケースが度々見られます。しかし、韓国の情報機関・国家情報院(NIS)などによると、確認されている公式写真はごくわずかであり、出回っている画像の多くは別の党幹部や随行員と混同されています。
また、2013年の張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長処刑や、2017年の金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺事件の直後には、「金雪松も連座して軟禁・失脚したのではないか」という憶測が世界中を駆け巡りました。
しかし、その後の情報分析により、彼女が処刑や幽閉された事実は確認されていません。むしろ混乱期にあっても保身に成功し、金正恩氏への絶対的な忠誠を示したことで、かえって体制内での不可侵な地位を確固たるものにしたというのが専門家の一致した見解です。