SNSやネット掲示板に投稿された利用者の体験談を検証すると、共通する焦燥感が浮き彫りになります。
「高校卒業とともに友達とプリを撮らなくなったのに、2年間も月額450円を払い続けていた。明細を見て初めて気付いて青ざめた」(大学2年生・女性)
「ピクトリンクのアプリからマイページを見ても『解約』の文字がどこにもなく、たらい回しにされて泣きそうになった。結局iPhone本体の設定から消さないといけなかった」(高校生・女性)
現場取材を通じて判明したのは、ユーザーが「アカウント自体の削除」と「課金の解除」を取り違えている構造です。ピクトリンクでは、有料会員の購読を解除しても即座にデータが全消去されるわけではなく、自動的にピクトリンク無料会員移行が行われます。
無料会員に移行した場合、過去に撮影したプリ画の閲覧条件やピクトリンクプリ画保存期間が有料プランとは異なります。無料会員では過去のプリ画は直近の制限枚数のみ閲覧可能となり、古いデータはサーバー上から順次閲覧制限がかかる仕様です。「解約したら大切なプリ画がその場で全部消えてしまうのでは」という恐怖心から解約を先延ばしにし、無駄な引き落としを重ねてしまう心理が現場の声から如実に読み取れます。過去の画像をスマートフォン端末のカメラロールにすべて保存しきってから解約に踏み切るのが、後悔を防ぐ唯一の自衛策です。