2019年のオーディション終了時と現在を比較すると、順位の変動には明確な「活動領域の広がり」が関係しています。
当時、豆原一成が最終1位で初代センターに抜擢された経緯には、地方から通い詰める高校生のひたむきな成長ストーリーと、誰もが応援したくなる圧倒的な「主人公感」がありました。デビュー後の豆原は、仮面ライダーシリーズへの出演やアクション映画への進出など、アイドルの枠を超えた俳優としての実力を証明し、独自の男性ファン層や映画ファンを開拓しています。
一方で、オーディション時の順位からジャンプアップを果たしたのが川西拓実と白岩瑠姫です。サバイバル番組では「救済票」や「組織票」などの戦略的投票が順位に影響を与えやすい傾向にありますが、デビュー後は「個人がどれだけ外の世界から新規ファンを連れてこられるか」という実力勝負に移行します。川西の天性のスター性とビジュアル、白岩の徹底したファンサービスとトーク力は、長期的なファンダム拡大において極めて強力な武器となりました。