かつてのような「中流社会」は崩壊しました。現在の40代は、就職氷河期世代のしっぽを掴みつつ、非正規雇用のままキャリアを重ねざるを得なかった層と、早い段階でキャリアアップや共働きで地盤を固めた層に分かれています。
この格差をさらに広げたのが、ここ数年の急激なインフレです。食料品や電気代の容赦ない値上げに対し、賃金の上昇が追いついていない世帯では、毎月の生活を維持するだけで精一杯。貯金を取り崩す生活を強いられ、結果として「貯金ゼロ」の割合が全体の約3割に達するという深刻な状況が生まれています。一方で、余裕のある層は資産をさらに増やしており、格差は広がる一方です。