かつて「しゃぶしゃぶ」といえば、ポン酢かゴマダレという固定概念があった。しかし今、Z世代やα世代の若者にとって、ここは「自分だけの究極スープとタレを創り出す実験場」だ。
20種類以上の薬味と数十種類のタレを自由に組み合わせる「タレ制作ブース」は、連日SNSのショート動画で話題をさらっている。「麻辣ポン酢×刻みネギ×自家製ラー油」「パクチー×レモンナンプラー」など、投稿されたオリジナルレシピは数万回リポストされることも珍しくない。食事を「食べる」だけでなく「クリエイトしてシェアする」カルチャーとして再定義したことが、若年層の心を掴んで離さない最大の勝因と言える。