Mステの象徴ともいえるオープニングの「階段降り」は、華やかな登場シーンであると同時に、アーティストにとって常にハプニングと隣り合わせの難所でもあります。傾斜が急で段差が見えにくく、さらに照明の反射や衣装の制約が重なるため、これまでに数多くの転倒劇やヒヤリとする瞬間が発生してきました。
高いヒールを履いた女性アイドルやアーティストがドレスの裾を踏んでよろめく場面や、勢いよく駆け下りようとしたロックバンドのメンバーが足を踏み外すアクシデントは幾度となく目撃されています。転倒した瞬間に後続のメンバーが機転を利かせて抱き起こしたり、転んだこと自体をダイナミックなパフォーマンスの一部に見せかけたりと、各アーティストの瞬発力とプロ意識が試される舞台でもあります。