2026年、太秦天神川駅周辺では新たな街づくりと交通インフラの再編が進んでいる。京都市交通局が運行する京都市営地下鉄東西線と、京福電気鉄道(嵐電)の嵐電天神川駅が地上と地下で直結するこの地上接点において、歩行者デッキの改修と商業スペースの拡充が進行中だ。通勤・通学の利便性向上はもちろん、観光客の回遊性を格段に高める狙いがある。
観光シーズンの京都は激しい混雑に見舞われるが、地元民が密かに使う乗り換え短縮術が存在する。地下鉄東西線から嵐電へ乗り換える際、改札を出て右手の階段ではなく、エレベーター横の連絡通路を経由することで、信号待ちを完全に回避して嵐電天神川駅のホームへアクセス可能だ。わずか数十秒の短縮だが、ラッシュ時や悪天候時には大きな差となる。
さらに、大人気の体験型テーマパークである東映太秦映画村へ向かう際も、混雑を避ける特別ルートがある。嵐電の太秦広隆寺駅から向かうのが一般的だが、シーズン中は参道付近が観光客で埋め尽くされる。太秦天神川駅から北西方向へ延びる住宅街の路地を抜け、三条通を一本北に入った裏道を徒歩で目指せば、観光バスの渋滞や混雑した歩道を一切通らずに、わずか12分ほどで映画村の北出入口へ到着できる。ストレスフリーで目的地に立ち寄りたい旅行者にとって、必見の穴場ルートと言えるだろう。