広島の夜を語る上で、プロ野球・広島東洋カープの存在を外すことはできない。試合開催日の駅周辺は真っ赤なユニフォームを着たファンで溢れ返り、熱狂の渦が居酒屋のカウンターへとそのまま雪崩れ込む。
特に新井貴浩監督率いるチームの激闘を大型モニターで見守る店内は、見知らぬ客同士が肩を組み合って乾杯する一体感に満ちている。ファンが集う居酒屋では、単に酒を飲むだけでなく、球団の歴史や名シーンを肴に熱い議論が交わされる。店内いっぱいに飾られた選手たちのサイン色紙やヴィンテージのグッズを眺めながら味わうハイボールは格別だ。地元ファンが愛する名物メニューに舌鼓を打てば、広島という街の温かい人情と熱気を肌で実感できるはずだ。