デビルハンターとしての命を削る戦いにおいて、アキが結んだ悪魔との契約内容はあまりにも苛烈を極めていた。最初に使っていた「狐の悪魔」は、容姿の良さを理由に頭部を呼び出す権利を得ていたが、サムライソード戦での無理な使用により契約を打ち切られる。続いて彼が手にしたのは、命を著しく削る「カース(呪いの悪魔)」の刀であった。相手を3回刺せば確実に死に至らしめる代償として、アキの残された寿命はわずか数年へと激減した。
そして物語の重大な転換点となったのが、「未来の悪魔」との契約だ。右目に宿した未来の悪魔が見せたのは、「最悪の死に方をする」という非情な未来の予言であった。アキ自身がどのような破滅を迎えるのか、その恐怖を知りながらも、彼はデンジたちの未来を守るために前へ進む選択をする。悪魔たちの契約条件は、アキの優しさと自己犠牲の精神を残酷なまでに浮き彫りにする仕掛けとなっていた。