サンドウィッチマンの漫才やコント、そしてラジオ番組の随所で顔を覗かせる男塾名物 サンドウィッチマン 元ネタの真相は、二人の青春時代である1980年代後半から1990年代初頭のカルチャー環境に深く根ざしています。仙台商業高等学校のラグビー部で出会った伊達みきお氏と富澤たけし氏は、部室や合宿所で当時の『週刊少年ジャンプ』を回し読みし、過激かつシュールな世界観に熱狂していました。
作中に登場する『魁!!男塾』とは、行き場を失った全国の不良少年たちを集め、スパルタ教育によって真の男を育成するという私塾「男塾」を舞台にしたバトル漫画です。塾生たちに課せられる試練こそが「男塾名物」と呼ばれる儀式や決闘法であり、常軌を逸した荒行が幾重にも描かれました。
二人がパーソナリティを務めるラジオ番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』や過去の特番インタビューにおいて、伊達氏は「僕らの世代の男子で男塾を通っていない奴はいない。あの無茶苦茶な設定を真顔でやり切る凄みがたまらない」と幾度となく述懐しています。単なるノスタルジーにとどまらず、二人の共通言語として血肉化された少年漫画の熱量が、現在のサンドウィッチマン 伊達 富澤 男塾トークの強固な土台を形成しています。