オーマイガールの歩みを語る上で避けて通れないのが、ジニとジホという重要な2名の離脱です。ネット上では「不仲が原因ではないか」「事務所との確執があったのか」といった憶測が散見されますが、当時の公式発表や関係者の証言を丹念に検証すると、そこには全く異なる事実が存在しています。
ジニの脱退理由:過酷な体型管理と摂食障害との闘い
2017年10月にグループを離れたジニ(JinE)の脱退理由は、極度の健康悪化です。デビュー初期から愛らしいビジュアルでセンター格を務めていた彼女ですが、K-POP特有の厳しいビジュアル基準の中で過度なプレッシャーに晒され、拒食症(摂食障害)を発症しました。
所属事務所のWMエンターテインメントは2016年8月から彼女の全活動を中断させ、故郷の実家で家族とともに治療に専念できる環境を整えました。しかし、長期的な休養を経てもなお、激しいダンスレッスンや多忙なアイドル生活へ復帰することは心身にとって過大な負担になると医学的・総合的に判断され、2017年秋に双方合意の上で専属契約の解除が決定されました。
脱退時にジニがファンカフェに残した直筆の手紙には、「自分の体調を第一に考えて見守ってくれたメンバーたち、そして温かい声をかけ続けてくれたファンへの感謝」が綴られていました。現在は芸能界を引退し、SNSを通じて健康で穏やかな日常を発信しています。
ジホの脱退経緯:7年契約満了と「俳優」という新たな夢
ファンに大きな衝撃を与えたのが、2026年5月に訪れたジホの脱退の経緯です。デビュー7年目を迎え、K-POP界の分水嶺とされる「専属契約の更新時期」において、WMエンターテインメントは他メンバー5人との再契約締結を発表しましたが、ジホのみが再契約を結ばずグループを巣立つ道を選びました。
WMエンターテインメントの再契約公式ニュースおよび公式声明によると、事務所とジホは数ヶ月にわたり深い対話を重ねました。その結果、「アイドルとしての活動を全うした上で、今後は幼い頃からの夢であった演技の道へ本格的に挑戦したい」という本人の強い意志を尊重し、円満な契約満了という形で見送ることが合意されました。
ジホはファンに向けた直筆メッセージで「OH MY GIRLとして過ごした時間は私の人生の奇跡でした。これからはファンとしてメンバーたちを全力で応援します」と述べており、確執や不仲説は一切存在しません。その後、有名俳優パク・ヒョンシクらが所属するP&Studioと専属契約を結び、活動名を「コン・ジホ」と改めて本格的な女優業へと足を踏み出しました。