昭和から平成にかけて一世を風靡した自動販売機。当時はキャラクターの歌声とともに黄色い紙カップへ出来立てが注がれるスタイルが主流だった。しかし、現在全国へ急速に普及している最新モデルは、見た目も中身も根底から覆されている。
スタイリッシュなマットブラックのボディに、大型のタッチパネル液晶。QR決済やタッチ決済に対応するのは当然として、内部には精密な自動調理ロボットアームが組み込まれている。注文が入った瞬間に、専用の耐熱容器内でコーンが急速加熱され、目の前で「ポンポン」と軽快な音を立てて弾けていく。仕上がりまでの時間はわずか90秒。視覚と聴覚を同時に刺激するこのミニライブ演出が、TikTokやInstagramでのショート動画投稿と完璧に噛み合ったのだ。