市場価値はどこまで上がっているのか。東京・中野に店舗を構える伝説的な昆虫専門店「むし社」をはじめ、国内の有名オークション市場では、青の深さと角の美しさが価格を左右する。
通常のヘラクレス・リッキーのペアが数万円程度で取引されるのに対し、完品かつ鮮やかなスカイブルーを誇るオス個体は、一頭で30万円から50万円以上の高額で落札されるケースも珍しくない。血統証明書が付与された血統固定化済みの種親ペアともなれば、100万円を超える破格の取引が成立することもある。
「単に珍しいだけでなく、アートとしての鑑賞価値が評価されている」と市場関係者は語る。投機対象としての側面も含め、その熱狂は衰える気配がない。