鮮やかな青色の源流を語るうえで外せないのが、オランダの老舗スピリッツメーカーであるルーカス・ボルス社の貢献だ。カリブ海に浮かぶキュラソー島特産の苦味オレンジ「ララハ」の果皮を用いた柑橘系リキュールに、目にも鮮やかな青の着色を施したブルー・キュラソーが誕生したことで、バーテンダーたちの創造力は一気に開花した。
この革新的なリキュールは、世界中のオーセンティックバーで瞬く間に定番としての地位を確立。国際バーテンダー協会(IBA)が認定するオフィシャルカクテルレシピにも数多く採用され、それまでのカクテルにおける色彩の常識を根底から覆した。