絶望に追い打ちをかけたのが、かけがえのない親友の死だった。ク・ハラ氏の亡くなるわずか1ヶ月前、元f(x)のメンバーであるソルリ氏が自ら命を絶った。互いの孤独を分かち合い、ネット上の容赦ない誹謗中傷と戦い続けてきた絆は固く、ソルリ氏の訃報は彼女の精神的な支柱を完全に打ち砕いた。
当時、ポータルサイトのコメント欄やSNSには、根拠のない悪意ある書き込みが連日殺到していた。韓国社会ではこれを機に、匿名性に隠れたサイバーブルイング(ネットいじめ)の恐ろしさが深刻な社会問題として糾弾されるようになった。痛ましい出来事を受けてポータルサイトが芸能ニュースのコメント欄を廃止する決定を下したものの、彼女が受けた深いトラウマが消え去ることはなかった。