「暗い夜道は ピカピカの」や「真っ赤なお鼻の トナカイさんは」など、情景が目に浮かぶ言葉をどう手話で届けるか。ここが演出の要だ。まず「トナカイ」は両手を頭の上にかざし、大きな角を形作る。シンプルだが、指先をすっと広げるだけで一気にクリスマスソングの世界へと引き込まれる。
続いて「真っ赤な」は唇に指先をあてて紅をさす動作をし、「お鼻」は自分の鼻をちょんと指差す。「ピカピカ」は両手を胸の前でキラキラと回転させる動きだ。初心者でも無理なく覚えるコツは、歌詞の意味を視覚的な映像に変換すること。「みんなの笑いもの」の部分では、少し困ったような、でもどこか愛らしい表情を浮かべると観客の心をグッと惹きつけることができる。