大橋のぞみさんは1999年5月9日生まれ。わずか3歳で子役としてデビューし、数々のドラマやCMで実績を積んでいました。転機となったのは、2007年にユニット「藤岡藤巻と大橋のぞみ」として発表した映画『崖の上のポニョ』の主題歌です。映画の大ヒットとともに列島を席巻し、2008年末の『第59回NHK紅白歌合戦』には当時史上最年少となる9歳(小学3年生)で初出場を果たしました。
その後も連続ドラマ『白い春』(フジテレビ系)で圧倒的な演技力を披露するなど、トップ子役として多忙を極めました。しかし、小学校卒業を控えた2011年冬、所属事務所を通じて2012年3月31日をもって芸能活動を完全に終了すると電撃発表されました。
引退の理由として公式に発表されたのは「中学校進学に伴う学業専念」です。当時、一部メディアでは「多忙による体調不良」や「家庭環境の変化」といった憶測も飛び交いましたが、当時の関係者取材や報道資料によると、家族と本人が「普通の女の子として学生生活を送り、将来の夢を見つめ直したい」と強く希望した結果でした。周囲の大人の都合に流されることなく、子どもの将来を第一に考えた英断であったと評価されています。