今年、最も大きな話題を呼んだのが、徳島市中心部を流れる新町川沿いに新設された限定の特別仕様観覧席「水上VVIP桟敷席」だ。1席あたり5万円から8万円という強気の価格設定にもかかわらず、販売開始からわずか7分で完売した。
ソムリエが厳選した地元のすだちワインや阿波尾鶏を贅沢に使った創作料理を楽しみながら、目の前で繰り広げられる有名連の洗練された演舞を特等席で堪能できる。欧米からの旅行者は「単なる観覧にとどまらず、五感全てで徳島の文化と食を享受できる贅沢な時間だ」と絶賛する。高価格帯の収益は、そのまま若手踊り手の育成資金や伝統衣装の修繕費用へと還元される仕組みが構築されている。