この映画にまつわる最も有名な裏話のひとつが、破格のギャランティ交渉だ。当時、スタジオ側は筋肉モリモリのアクションスター主演でコメディを撮るリスクを恐れ、予算の出資に非常に慎重だった。そこでシュワルツェネッガー、デヴィート、そしてアイヴァン・ライトマン監督の3人は前代未聞の提案をする。前払いの出演料(出演ギャラ)を一切受け取らない代わりに、興行収入のバックエンド(利益分配)の37.5%を3人で分け合うという契約を結んだのだ。
配給を担当したユニバーサル・ピクチャーズにとって、これは願ってもない条件だった。しかし、映画は世界興収2億1,600万ドルを超える大ヒット。結果として、主役の2人と監督はキャリア史上最高額の報酬を手にすることとなった。シュワルツェネッガー自身も後に「人生で最も賢いビジネスの決断だった」と語っている。