無への絶望感「宇宙恐怖症」の正体:最新科学が迫る深宇宙の心理学

無への絶望感「宇宙恐怖症」の正体:最新科学が迫る深宇宙の心理学

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宇宙空間が与える肉体的・精神的恐怖は、これまで幾度となくスクリーン上で鮮烈に表現されてきた。アルフォンソ・キュアロン監督が手掛けた金字塔『ゼロ・グラビティ』では、通信が途絶え、無限の無重力空間へ打ち出される宇宙飛行士の絶望が息を呑む臨場感で描かれた。静寂の中で己の息遣いだけが響く演出は、まさに宇宙恐怖症の心理的恐怖そのものだ。

一方で、クリストファー・ノーラン監督の傑作『インターステラー』は、時間と空間の途方もない歪みと、人類の小ささを対比させることで、観客の心に深い畏怖を植え付けた。未知の星々やブラックホールの辺縁で孤立する展開は、心理学的に見れば上質なSFホラーの構造と一致している。これらの作品は、人類が宇宙に対して抱く根源的な恐れをあぶり出しているのだ。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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