気温と水温が上昇する7月は、生花が傷みやすい過酷な季節でもある。都内のトップフローリストによれば、切り花を少しでも長く楽しむための秘訣は「適切な水揚げ」と「雑菌の繁殖を防ぐ環境づくり」に集約されるという。購入直後には、水中で茎を斜めにカットする「水切り」を行うことで、導管への空気の侵入を防ぎ、吸水効率を飛躍的に向上させることができる。
さらに、花瓶の水には少量の切花延命剤を混ぜるか、漂白剤を1滴垂らすことで、水の濁りや細菌の増殖を効果的に抑えられる。直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避け、毎日の水替えと容器の洗浄を徹底することが、猛暑の夏でも花を美しく保つ最大の鍵となる。