ヒット作の発信源として無視できないのが、クリエイターによる動画や写真の投稿だ。特にYouTubeでは、100均毛糸だけで編むバッグやウエアの完全解説動画がミリオン再生を記録することも珍しくない。動画内で特定のカラーが紹介されるや否や、全国の店頭から一瞬で姿を消す「動画売れ」現象が常態化している。
また、Instagramではハッシュタグを介した完成作品のお披露目大会が連日繰り広げられている。仕上がりの美しさに魅了されたユーザーが「これ本当に100円?」と驚き、そのまま店舗へ駆け込むループが形成された。映える配色や独特の編み地を演出できる特殊糸ほど、SNSのバズによって一気にプレミアム化する偏りが顕著である。