サイン会や海外のポップカルチャーイベントに諫山創氏が登場するたび、カメラマンのフラッシュが集中する。シュッとした鼻筋と知的な目元、そして無駄のない引き締まったスタイルは、まさにモデル並みと称されるにふさわしい。過酷な連載を走り抜けたクリエイターとは思えぬほど清潔感にあふれ、落ち着いた物腰が彼の存在感をいっそう引き立てている。
ファンの間で密かに注目されているのが、彼の洗練されたファッションセンスだ。過度に主張しすぎないシンプルなモノトーンや、タイトなジャケットを美しく着こなすスタイルが印象的である。愛用ブランドについて多くを語ることはないものの、着心地とシルエットを重視した上質なドメスティックブランドやセレクトショップの洋服を好み、自然体でありながら計算された美意識が随所に伺える。飾らないナチュラルな私服姿にも、彼の鋭い美学が息づいているのだ。