カタログをめくるだけでは辿り着けない「理想の部屋」を実現するために、多くの人々がプロのスタイリングやコーディネート相談を頼りにしている。部屋の間取り図を持ち込み、細かな光の入り方や動線まで考慮したアドバイスを受ける光景は、もはや日常だ。
決まった型に部屋を流し込むのではなく、施主の好みや家族の歴史、今後のライフプランまで丁寧に解きほぐしていく。一見すると主張の強いデザイナーズアイテムと、素朴なヴィンテージパーツを絶妙な塩梅でミックスする手腕は、長年の経験と確かな目利きがあってこそ成し得る技だろう。