稽古場での彼の姿勢については、共演する俳優や演出家たちが口を揃えて「怪物」と表現する。どんなに過酷なスケジュールであっても立ち止まらず、演出家の意図を瞬時に汲み取りながら、それを超えるアイディアを現場で提示する。舞台美術や照明のスタッフからも、彼の「光と影を惹きつける立ち回り」への信頼は絶大だ。
若手俳優にとっては目標であり、ベテラン俳優にとっては油断のならない好敵手。現場の緊張感を一瞬で高める集中力を持ちながら、オフの時間には気さくで人間味あふれる素顔を見せる。その落差もまた、周囲のキャストやスタッフを惹きつけて止まない魅力となっている。彼が現場にいるだけで、作品全体の熱量が一段引き上げられるのだ。