「高齢夫婦の営み」の実態とはどこにあるのだろうか。最新の意識調査結果を見ると、従来の固定観念を揺るがす数字が並ぶ。国立社会保障・人口問題研究所が実施した動向調査や、日本性科学会をはじめとする専門機関のデータを紐解くと、60代・70代になってもパートナーとのスキンシップや親密な関係を重視する層は決して少数派ではない。
調査からは、互いの体を慈しみ合うことが絆の再確認に繋がっているという意外な本音が浮かび上がる。単に若い頃の延長線上の行為を求めるのではなく、心を通わせる会話や手をつなぐタッチケアも含めた広義の営みが、夫婦の満足度を高める秘訣として挙げられている。