広島市中区加古町の「広島市総合保健医療センター」内に設置されている口腔保健センターは、一般社団法人広島市歯科医師会が広島市からの委託や連携のもとで管理運営を行う、公的な歯科保健医療の中核拠点です。地域の一般歯科医院が休診となる休日の救急歯科診療から、高度な行動調整を要する障がい者歯科治療まで、民間クリニック単独では対応が難しい領域を一手に引き受けています。
受診にあたってまず把握すべきは、同センターが「かかりつけ医機能」を持つ一般歯科医院ではなく、特定の役割に特化した公的医療施設であるという点です。館内には車いす対応の診察ユニットや鎮静法・全身麻酔に対応した設備が整えられており、広島都市圏全体のセーフティネットとして機能しています。
アクセス面では、広島電鉄(路面電車)の「市役所前」または「中電前」から徒歩圏内に位置し、広島バスの「加古町」停留所からも至近です。敷地内には総合保健医療センター共用の地下駐車場が整備されており、障がい者専用スペースも確保されています。ただし、休日診療のピーク時間帯やイベント開催時には駐車場の混雑が発生しやすいため、車で来館する場合は時間に余裕を持った移動が欠かせません。