『西部警察』の画面を彩ったのは、けたたましいサイレンとともに激突し、火柱を上げて宙を舞う車両の群れだった。シリーズ全体を通じて破壊された車両の総数は、なんと約4,680台にのぼる。1話平均で約20台の車が破砕された計算だ。
そのうち、白黒のパトロールカーや覆面パトカーだけに絞っても、劇中で破壊・大破された台数は約100台を超えるとされる。中古車市場から買い集められた旧型車両が、特注のアクション仕様に改造され、毎週のように爆破の露と消えていった。建物の爆破件数も500件以上。地方ロケでは警察署の庁舎そのものを爆破・崩壊させるなど、規模のけた違いさは群を抜いていた。