霜降り明星を語る上で欠かせないのが、相方・粗品との運命的な出会いと結成秘話です。粗品の本名は佐々木 直人(ささき なおと)。本名とは全く異なる「粗品」という芸名を名乗る相方と、本名の下の名前を平仮名にした「せいや」という対比も、このコンビの絶妙なバランスを象徴しています。
二人の出会いは高校生時代に出場したお笑いコンテスト「ハイスクールマンザイ」などのアマチュア大会でした。当時からピン芸人として天才と称されていた粗品が、別々のコンビで出場していたせいやの突出した漫才の才能に惚れ込み、「こいつと組んだら絶対に日本一になれる」と確信。大学在学中だったせいやに何度も熱烈なオファーを送り続けました。
当初は教師になる道も考えていたせいやですが、粗品の並々ならぬ熱意に押され、2013年1月に「霜降り明星」を正式結成。二人で切磋琢磨を続け、2018年には当時の史上最年少記録で『M-1グランプリ』優勝を果たしました。「石川晟也」と「佐々木直人」という二人の才能が融合した瞬間でした。