油処理剤として高い知名度を誇る鈴木油脂工業の「ニューさらさら」について、多くの人が抱く最大の疑問が「本当に油汚れを完全に消滅・分解できるのか」という点です。化学的なメカニズムから言えば、本剤は油そのものをその場で化学分解して無くす試薬ではありません。本質は、独自のナノレベル微粒子乳化技術によって油を極限まで細かく分散させる白濁しない油分散洗浄剤です。
通常の洗剤で油を落とそうとすると、一時的に泡立って落ちたように見えても、排水パイプや側溝の奥で再び油分子同士がくっつき、頑固な油塊やスカムとなって配管を詰まらせます。これに対してニューさらさらは、油の粒子をミクロン単位に細分化して包み込み、油同士が再結合(再凝集)する力を奪い去ります。この作用によって油特有のベタつきや油膜が瞬時に消失し、サラサラとした水状へと性状が変化します。
さらに特筆すべきは二次的な環境効果です。微粒子状に細分化された油は表面積が爆発的に広がるため、自然界や排水設備内に生息する好気性バクテリア(微生物)にとって捕食・分解しやすい形状へと変わります。つまり、「物理的に再付着を防ぎつつ、自然の微生物による生分解スピードを飛躍的に高める」ことこそが、現場で絶賛される圧倒的なニューさらさらの効果の正体です。