テレビ画面の中で華麗に難問を解き明かしていた彼女が、芸能界への未練を一切見せずに法曹の道へ進んだことは、当時の視聴者に強い印象を残した。多くのタレントが知名度を活かしたマルチな活動に流れる中、彼女の選択は極めてストイックだった。学問と実務への純粋な情熱が、そこにはあった。
この決断は、司法試験という硬派な世界に対する世間のイメージを大きく塗り替えた。法律家を目指すことは、決して「ガリ勉」だけの特権ではない。自らの知性を社会に還元するための、極めてクリエイティブでダイナミックな挑戦であるという認識を、彼女の存在が広く知らしめたのだ。