希望ナンバー制度には、全国一律で抽選となる「全国抽選対象希望番号」が存在する。「1」「7」「8」「8888」などがそれだ。特に品川、横浜、大阪などの都市部では、毎週行われる抽選の当選倍率が数十倍から、時には100倍を超えることも珍しくない。
新車の納車日が決まっているにもかかわらず、希望のナンバーが当たるまで数か月間も納車を延期する熱狂的なドライバーすら存在する。千葉県に住む50代の男性は「『・888』にこだわり、半年間で18回連続で落選した。ディーラーからは仮のナンバーで納車することを勧められたが、妥協したくなかった。19回目で当選通知が届いた時の歓喜は今でも忘れられない」と笑う。たった一度の車選びだからこそ、数字一つに一切の妥協を許さない人間ドラマがそこにはある。