13にまつわる文化的背景を知る上で、日常会話やメディアにも頻出する代表的な英語表現を押さえておきましょう。
日本でもホラー映画などで有名な「13日の金曜日」は、英語で「Friday the 13th」と表記します。「13の不吉さ」と、キリストが処刑されたとされる「金曜日(受難の日)」という2つの不吉な要素が重なった日として、西洋では伝統的に警戒される日となりました。
また、13という数字に対して病的な恐怖や嫌悪を抱く心理状態には、学術的な正式名称がついています。これを英語で「Triskaidekaphobia(トリスカイデカフォビア/13恐怖症)」と呼びます。ギリシャ語で13を意味する「triskaideka」と、恐怖症を意味する「phobia」を組み合わせた専門用語ですが、ニュース記事やコラムなどでもしばしば目にする表現です。
現代の欧米社会においてもこの心理的影響は残っており、高層ホテルやマンションで「13階」がスキップされて12階の次が14階(または12B階)になっていたり、航空機の座席列で13列目が省かれていたりする事例が珍しくありません。