2009年7月7日、ロサンゼルスのステイプルズ・センターでマイケル・ジャクソンの公式追悼式が盛大に執り行われました。世界中に生中継され、多くの著名アーティストがステージに登壇する中、参列者席にダイアナ・ロスの姿はありませんでした。
しかし、それは不仲による欠席ではなく、ダイアナなりの最も深い愛と哀悼の表現でした。追悼式の冒頭、ダイアナから寄せられた公式声明文が代読されました。
「マイケルは私の個人的な宝物であり、私の人生の一部でした。言葉では言い表せないほど深く彼を愛していました。私は公の狂乱から離れ、静寂の中で彼を見送ることを選びました。マイケル、安らかに眠ってください」
メディアによる過熱した報道合戦や巨大なスペクタクルと化した追悼セレモニーに加わるのではなく、二人だけの神聖な思い出を守るためにプライベートな祈りを選んだダイアナの姿勢は、世界中のファンの涙を誘いました。
その後もダイアナは、自身のコンサートツアーなどでマイケルの楽曲や映像を取り入れ、彼への追悼とリスペクトを捧げ続けています。マイケルが遺した子供たちに対しても、表舞台に出ることなく、陰ながら温かい見守りを続けています。